住宅ローンの金利が少しでも
金利の安い住宅ローンにすること
どうしても家が欲しい人がかなり高い金利で住宅ローンを組むことがあります。これは極めてリスクがありますから、避けるべきであるといえます。
要するに少しでも安いところにしたほうがよい、というわけです。そんなことは当たり前ではありますが、なかなか難しいところでもあります。
その人にとって、借りることができるのが第一目的になってしまう場合があるからです。それこそ、0.5パーセントであっても、安いほうが良いです。
30年のような長期ローンでは、僅かな金利差でも相当に違いが出てくることになりますから、手間を惜しまないほうがよいです。
そうすれば、得をするようになります。かなりリスクがある借金ではあります。しかし、それでも住宅を買えることになります。色々とメリットがありますから、借りる価値があるローンです。よく探すことです。
住宅ローンは金利が変動するので安いときに
住宅ローン金利は変動を予想して安い時期に
どんな金利でも相場があります。つまりは、よく変動をする、ということになります。
景気が良いときには、高くなります。どうしても資金の需要が高まっており、貸すことに不便しないからです。
だからこそ、住宅ローンというのは自分に十分な返済能力があるのであれば、不景気のときに借りるのベストです。金利は安くなりますし、また、こちらがやや強気に出ることができます。
あくまで安いというのは相対的なことではなく、絶対的な数字にする必要があります。
要するに確かに7パーセントが相場のときに4パーセントであれば安いです。しかし、それはあくまで相対的である、ということになります。
一つの例ではありますが、2パーセント程度が妥当であることが多いです。そのくらいであれば、30年のローンでも、そこまで巨額の利息にならないからです。
住宅ローンの金利が安い理由とは
住宅ローンも安いときがありそれには理由が
住宅ローンと言うのは、ある程度相場があります。ですから、その範囲で借りる、ということになりますが、実は相場よりも安く借りる方法はあます。
いくつかありますが、その一つが預貯金です。つまりは、借りる金融機関に多額の現金を預ける、という約束をするわけです。
それで少し安くしてもらうことができます。金融機関というのは、お金が手元にあってこそです。
ですから、どうしてもそうしたことをしてくれたほうがありがたいわけです。
そのため、安くできるわけです。他にも色々と理由をつけて安い金利で借りることができる方法はあります。
簡単にいいますと一つは担保です。これはその担保分は返済が確保されているから、ということになります。
ですから、多少の信用度の向上が見込めるようになります。
下駄を履かせることができる、ということになりますから、安くしてもらえます。
住宅ローン金利の推移
住宅ローンは金利の推移があります
住宅ローンの金利というのは、変動があります。つまり、推移を見て判断することがかなり重要になります。
そうすることによって、安いときに借りることができるようになります。
これから下がるのか上がるのか、ということはさすがに簡単に予想できるわけではないですが、マイホームローンの変動の要因はいくつかあります。一つは金余りです。
要するに景気が良いときには、さすがに金利が高くなることが多いです。
これは経済の基本になりますから、覚えておくと良いです。ちなみに推移データを見るとわかることは、一番高かったのが、バブルの時です。
簡単にいいますと1980年代後半から1990年代の初頭です。このときに5パーセントから8パーセント程度あったという事実があります。
そうした時期に借りることはよくないです。あくまで安い時期に借りることです。
間違いやすい住宅ローンの金利の計算式
住宅ローンの金利の計算と軽減させるには
住宅ローンの返済方法には、毎月の返済額が一定になる元利均等返済と、毎月返済する元金を固定して利息をつける元金均等返済とがありますが、元利均等返済方式を取るのが一般的です。
この返済方法では毎月の金額が同じなので、返済計画を立てやすいのがメリットです。しかし、金利の計算式が複利計算で、利息にも新たな利息が加算されていくという性質を持っています。
まず最初に、ある期間を定めて算出された利息を、借り入れた部分の元本の金額に加えます。
次の決められた期間には、最初の期間で算出した利息を加算して、改めて新しい元本に設定し直し、次の期間の利息を加えていく計算式になっています。
このことから、住宅ローンの返済が始まった頃は、ほとんど利息分の支払いに充てることになります。
ただし、返済が進むにつれて、支払う額の割合が利息分よりも元本分の割合が大きくなっていきます。
金利を軽減させるためには、ボーナス等を利用して繰り上げ返済を検討し、返済期間をなるべく短くするのがおすすめです。
住宅ローンの金利について
住宅ローンは変動か固定か
住宅ローンの金利には主に３種類あります。ただ、主に扱われるのが固定と変動の２つになります。
では、この２つはどのような違いがあり、どういった時に選択されるのか。
まず固定型は「住宅ローンがおりれば誰でも選べる」「支払い期間を計算できる」「安定しているため金利について気にしなくてよくなる」といったメリットがある反面、「高い」というデメリットがあります。
対して変動型は「安い」「元金の減りが早くなる」というメリットがある反面、「不安定」「家計を圧迫しやすい」というデメリットが存在します。
ではどういった時使い分ければいいのか。それは、収入によって決めたほうがいいでしょう。
余裕がある場合は安定した前者の方で。余裕がない場合は、必ず少し多めの「頭金」を用意し、元金を減らした上で後者を選ぶのが最善です。
ただし、未払だけは絶対に起こさないよう注意してください。